<ニュース  介護ドキュメンタリー動画 外国人訪問介護>

介護のドキュメンタリー 
全国社会福祉法人経営者協議会が動画で魅力発信
2/13(木)  福祉新聞


全国社会福祉法人経営者協議会(磯彰格会長)は、福祉現場のドキュメンタリー動画をユーチューブに公開した テクノロジーを活用しながら利用者の支援に奮闘する介護福祉士に密着している
登場するのは、兵庫県の社会福祉法人弘陵福祉会が運営する特別養護老人ホーム「六甲の館」の溝田ラビさん 介護職として働きながら施設のICT(情報通信技術)化も担当している 動画の中で、「マンパワー前提の介護という固定概念をなくし、テクノロジーを活用しながら介護士と利用者の負担を減らしたい 業務を効率化し、利用者の生きがいにつながれば」と訴えている


同施設は、人力で抱えない「ノーリフティングケア」や、外国人職員への日本語学習の後押しなど働きやすい職場づくりを実施 離職率の大幅な低下や残業の削減などが評価され、昨秋は内閣総理大臣表彰を受けている
動画では、溝田さんの生い立ちや、福祉業界に進んだ理由などについても紹介している


動画制作は、厚生労働省の「介護のしごと魅力発信等事業」の一環 経営協は今年度初めて同事業を受託しており、「社会的訴求力を向上させ、福祉人材の採用や育成、定着に向けた効果的な広報の展開に注力したい」と話す
動画は19分。楽天グループが運営するウェブサイト「介護の仕事魅力発信ポータル」でも見ることができる
https://kaigonoshigoto.jp/  
(05 現役介護職員による魅力発信) 

※お勧めします



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外国人の訪問介護、今春拡大へ 
特定技能と技能実習で解禁
2025年2月13日  (共同通信)


介護現場で働く外国人材
政府は今春、高齢者宅に赴く訪問介護サービスで働ける外国人の対象を拡大する
在留資格の「特定技能」や「技能実習」を持って既に介護施設で働いている外国人計約5万3千人に対し、研修を条件に解禁する 2025年に団塊世代が75歳以上となって介護需要が高まる中、必要なサービスを受けられない「介護難民」の増加も念頭に、業界で深刻化する人手不足の解消につなげる


訪問介護で働ける外国人は現在、在留資格「介護」の介護福祉士と、経済連携協定(EPA)に基づいて来日した介護福祉士で計約1万1千人 介護福祉士ではない特定技能や技能実習はこれまで利用者との意思疎通や対応に懸念があるとして認めていなかった
特定技能は人手不足が深刻な業種で即戦力として働ける外国人を受け入れる制度
介護分野の特定技能の外国人は約3万7千人で、政府は28年度末までに最大13万5千人を受け入れると見込む
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<ニュース 医療法人破産 出版記念無料Webセミナー>

介護老人保健施設、診療所などを複数運営していた福慈会(三重)
自己破産を申請
2/12(水)  帝国データバンク


医療法人福慈会(TDB企業コード:470104511、資産の総額9608万2416円、三重県名張市東町1901-1、理事長坂本長逸氏 従業員400名)
2月5日に東京地裁へ自己破産を申請し、保全管理命令を受けた

申請代理人は阿部信一郎弁護士(霞ヶ関国際法律事務所、東京都千代田区霞が関3-2-5、電話03-5157-1218)保全管理人には野田聖子弁護士(永沢総合法律事務所、東京都中央区日本橋3-3-4、電話03-3273-1800)が選任されている


当法人は1980年(昭和55年)9月に創業、90年(平成2年)1月に法人改組された医療施設運営業者 介護老人保健施設2カ所、胃腸科内科や小児科など診療所6院、精神科病院2院などを運営していた 三重県や静岡県のほか、埼玉県や東京都、千葉県、神奈川県、新潟県など関東地区にも拠点を設け、2024年3月期には年収入高約40億1000万円を計上していた
しかし、近年、運営施設を相次ぎ開設させてきた一方で、過大な設備投資への負担や運営スタッフ確保に関わる人件費の上昇などで低収益を余儀なくされ、2期連続で赤字決算となっていた 年収入高を上回る過大な債務も負担となり資金繰りはひっ迫、自力での再建は困難となった

負債は約67億5000万円の見込みだが、今後変動する可能性がある なお、当法人が運営していた各医療施設は別の法人に譲渡を目指し、運営を継続している


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『Evidence Basedで考える認知症リハビリテーション2 
「BPSDの評価と介入戦略」』出版記念無料Webセミナー
2025年02月12日 株式会社医学書院


3月27日(木)に開催 - 医学書院
プレスリリース詳細 https://digitalpr.jp/r/103552
株式会社医学書院 (所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)
作業療法士/言語聴覚士/理学療法士、認知症ケアやリハビリに関わるすべての医療・介護従事者に向けてWEBセミナー『Evidence Basedで考える認知症リハビリテーション2 「BPSDの評価と介入戦略」』を3月27日(木)19:00~から開催します


◆BPSDに対する科学的根拠に基づく実践的なアプローチを学び,明日からの認知症リハビリテーションの臨床に活かしてみませんか
好評を得た『Evidence Basedで考える認知症リハビリテーション』の第2弾が昨年秋に発行 これを記念して出版記念セミナーを開催します
認知症における行動・心理症状(BPSD)は、認知症者本人だけでなく、家族やケアスタッフにとっても大きな関心事となっています
セミナーでは、最新のエビデンスを基に、BPSDの理解から効果的なリハビリテーション介入までを深掘り 具体的な実践事例を通じて、BPSDへの対応力を高め、より良い認知症医療・介護の構築に寄与することを目指します
現場の課題に直結する内容を扱うため、医療・介護従事者や研究者の皆様のセミナー


◆開催概要(予定)
開催日時 : 2025年3月27日(木) 19:00 - 21:00
開催形態 :オンライン(リアルタイム配信+アーカイブ配信)
アーカイブ:あり(配信後1か月)
受講料  :無料
対象   :作業療法士、言語聴覚士、理学療法士ほか認知症ケア・リハビリに関わる医療・介護従事者
講師   :田平 隆行、久米 裕、田中 寛之、永田 優馬、石丸 大貴、河合 晶子

◆講師プロフィール
田平 隆行 先生
鹿児島大学医学部保健学科作業療法学専攻・教授
1993年、長崎大学医療技術短期大学卒業 同年より医療法人春回会長崎北病院で臨床を重ねた後、2001年より国際医療福祉大学、2004年より長崎大学医学部保健学科、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科保健学専攻、西九州大学リハビリテーション学部を経て2016年より鹿児島大学医学部保健学科作業療法学専攻に教授として着任、現在に至る


久米 裕 先生
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻作業療法学講座・教授
2007年、秋田大学卒業 同年4月より社会医療法人興生会横手興生病院にて精神障害領域の臨床・研究に取り組む 2012年4月より秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻作業療法学講座 助教に着任 2020年4月より同講座 講師、2022年4月より同講座教授


田中 寛之 先生
大阪公立大学医学部リハビリテーション学科作業療法学専攻・准教授
2010年、大阪府立大学卒業。同年4月より医療法人晴風園今井病院、2017年10月より社会医療法人北斗会 さわ病院にて身体障害領域および精神障害領域の臨床や研究に取り組む。2018年4月より、 大阪府立大学地域保健学域リハビリテーション学類 作業療法学専攻に講師として着任。2023年4月より大阪公立大学医学部リハビリテーション学科作業療法学専攻・准教授。


永田 優馬 先生
奈良学園大学保健医療学部リハビリテーション学科作業療法学専攻・助教
2013年、大阪府立大学卒業 同年4月より医療法人晴風園 今井病院  2019年1月より大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室にて身体障害領域・精神障害領域の臨床や研究に取り組む 2024年3月より、奈良学園大学保健医療学部リハビリテーション学科作業療法学専攻に助教として現在に至る


石丸 大貴 先生
大阪大学医学部附属病院医療技術部リハビリ部門
2015年、大阪府立大学卒業 同年4月より医療法人晴風園 今井病院、2019年1月より大阪大学大学院医学系研究科精神医学教室・大阪大学医学部属病院にて身体障害・精神障害領域の臨床や研究に取り組む


河合 晶子 先生
藤田医科大学七栗記念病院地域包括支援センター
2002年、国際医療福祉大学卒業 同年4月より株式会社メディケア・リハビリにて訪問看護、2007年4月より三重県立こころの医療センターにて認知症専門治療病棟でのリハビリテーション業務に従事する 2018年4月より行政職として、三重県医療保健部長寿介護課地域包括ケア推進班、三重県こころの健康センターで、在宅医療、介護予防、認知症、アディクション、ひきこもり事業を担当する